VGメモ帳

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封竜とディセと可能性

先週挙げた封竜の記事に関して、最初に申し上げたいことがあります。

 

すいませんでした!

実は封竜のデッキレシピに関してなのですが、訂正があります。

デッキレシピでは

 封竜カルゼ×3

となっておりましたが、正しくは

 封竜カルゼ×2

 ラーヴァフロウ・ドラゴン×1

となっております。

今回は間違ったデッキレシピを挙げてしまい本当にすいませんでした。

 

更には改めて記事を読んでみたのですが、おそらく読んでくださった皆さんが疑問に思った部分もあると思うので、前回の記事では解説できなかった部分も解説しておこうと思います。

 

デッキの戦略につっぱと書いてあるのですが、デッキレシピと照らし合わせてみると大まかに三つ、

 1)デッキのグレードバランスが8,12,13,17となっている点

 2)ケイ、バニホ互換の不採用、守護者の採用

 3)トリガーバランスが星7、引5、治4となっている点

この三点が考えられる疑問点となると思います。

 

一つ目の疑問点ですが、そもそもこのデッキではつっぱが基本戦略でありながらグレードバランスは非常に基本的なものとなっております。これには理由があります。このデッキでは、G3に乗らず相手を押し切れる場面というのは存在しません。トリガーの乗りが格別に良いなら話は別ですが、基本的にサンクや弱体前の七海ランナーでもない限り1治でもされると、一気につっぱ側はきつくなります。つまり、完全につっぱに寄せてしまうと1治で戦略の全てが崩壊してしまうということです。これを考え、最低限ライド、超越できるようG3をある程度投入しなければなりません。

そうなると、今度はラーヴァフロウ入れりゃいいじゃん、いいじゃん、スゲーじゃんと言う話になるのですが、このデッキ割とECBとESBが多く、乗ってうまくない、ダメージに行ってうまくないのでラーヴァフロウの枚数は最小限に抑えなければなりません。

その結果G3は8、万が一をラーヴァフロウをピン差し投入となります。

そうすると、g3 が割を食うので、G2はメインアタッカーが多く枚数が減らせず、g1の枚数を減らさなければならずこのグレードバランスになるというわけです。

 

次に二つ目の疑問ですが、最初にケイ、バニホ互換の不採用について話します。結論から述べますと、なくても良いと判断したから入れていないということになるのですが、ほかにも理由はあります。このデッキでは、ケイ、バニホ互換入れる枠が存在しません。実際G2では、バニラは4確実、インセプを封じるグログラン、状況次第だがドロー出来るバラシアも枚数が欲しく、FVを焼けるコーデュロイも馬鹿には出来ません。こうなるとG2自体に枠ができません。かろうじて、グログランとの交換も考えられるのですが、毎回安定してブーストが置けない、そもそも序盤以降は腐ってしまう点も考えると交換する理由には薄いです。ケイ互換に関しては、ピン差しも考えたのですが、交換できる枠が守護者枠の部分にしかなく、そして守護者と交換すると前述したとおりつっぱ色が強くなり、一気に中盤でガードの選択肢が減ってしまいます。そうすると、1治で負けは免れません。

守護者に関しては、中盤、終盤でのガードの選択肢そしてQWは序盤でCB1で手札1枚で守れる点や、デッキに守護者を戻しつつ、手札を増やせる点での採用です。特に、このデッキでは初回超越以降も普通に戦う場面も多かったため特に減らす必要性もないと判断しました。

 

三つ目の疑問点についてですが、治を星に変え、つっぱ重視にすることはあまりお勧めしません。前述したとおり、このデッキでは序盤で勝ちを拾いに行くにはあまりに運が絡みすぎるので、GGのガード値や引きによるリソース回収が必須です。そのため、トリガー構成は基本的な構築となっております。

 

つまり、このデッキでは戦い方に関してはつっぱと書きましたが、序盤でつっぱし超越によるアド差が広がる前に、ある程度アド差をなくし、ズィーゲンなどで詰め切るというのが一番よくある詰め方です。

 

 

 

ちょっとした小噺

新型ディセがいるじゃないですか

あれ結構な可能性の塊のように感じていて、今まで超越環境で抹消者自体息していなかったのですが(いや、スイープコマンドとかいう守護神みたいな奴がいましたね)、そもそも抹消で固めること自体が結構弱くて、その結果ディセも強化をもらっても結局リアのパワーが追い付いておらず、2治されて詰め切れないとかざらにあったんですが、今回の強化でヴァンキッシャーとは別にそこそこ戦えるレベルになるんじゃないかっていう話です。

なんでそんな話なのかというと、ディセ単体で見れば最初に初回超越の選択肢がかなり増えました。最初に、ディセなのでもちろんディセZ、次に抹消名称もちなのでリンチュウ、Gゾーン少しきつめですけどvoltageも選択に入るんですよ。この時点で、3種類から選べるようになったのでかなり豊富になってますね。初回超越以降も、vbuster、コンクエストとリソース回収、要求値とこちらも選択肢ができるようになっています。次に、GGやFV、新規ユニットのおかげで雷撃の要求もかなり緩和されているので、ヴァンキッシャーに劣らず、雷撃を満たしやすくなっている点。そしてGGが強力なので治さえ握っていれば、防御力もある程度ですが補うことができます。

これらのことから、もしかしたらディセを速攻にせず、ある程度丸く組むことができるかもしれないという話です。

 

ただ、新規との雷撃のかみ合い、新型ディセをどの程度で引きに行けるのかとまだまだ試行錯誤の多い段階なので、結局速攻に戻るかもしれませんけどね。

次は、ディセを握って、頑張りたいなあって思ってます。